3月 30 2013

U-13選抜韓国遠征報告 3/26~3/29

Published by at 02:05 under U-15 Jrユース,試合結果

2013年3月26日(火)~29日(金) U-13選抜韓国遠征報告

【3/26(火)】
会場:光州科学技術院サッカー競技場

SC相模原U-13 (2-7)  光州福成中学校
得点者:宮治、田畑

  

 

【3/27(水)】
会場:光州科学技術院サッカー競技場

SC相模原U-13 (0-6)  光州FC

SC相模原U-13 (1-5)  光州FC
得点者:山口

SC相模原U-13 (0-7)  全北完州中学校

  

 

【3/28(木)】
会場:光州科学技術院サッカー競技場

SC相模原U-13 (2-4)  光州福成中学校
得点者:田畑、宮治

SC相模原U-13 (5-1)  光州福成中学校
得点者:宮治、山口2、真野、石井

  

 

【3/29(金)】
ソウル市内観光≪ソウルタワー、南大門≫

  

《総評》
今年で4回目となるU-13韓国遠征でしたが、今回は光州広域市の観光コンベンションビューローの皆さんやKリーグチャレンジに属する光洲FCのスタッフの皆さんのご尽力のお陰で初めて光州広域市に遠征を行うことができました。

どのチームもやはり、パワーやスピードがあり、球際の強さは言うまでもなく強く、同年代の中学生ではなかなか勝てない部分もありました。とくにボールを奪われた後に、一気にゴールに向かって襲い掛かってくるようなショートカウンターは衝撃的でした。

そんな中でも選手たちは試合を追うごとに韓国選手に対応し始め、どうしたら攻撃できるのか、どうしたら相手の速い攻撃を止めることができるのかを自分たちで意見を出し合いながら話し合い、成長していきました。そして、最後の試合では気持ちの入った素晴らしい試合をし、勝ちきることができました。

また、韓国文化にも触れ、食事はもちろん民族博物館などを見学し、韓国の歴史についても学ぶことができました。同年代の選手たちともコミュニケーションをとり、覚えた韓国語を使って和む場面もあり、選手たちにとって本当に貴重な経験ができたことと思います。
今回もアシストツアーの望月さんをはじめ、ガイドのアンさん、ハンさん、光州広域市の皆さんや関係各位の皆さんにお世話をしていただき、本当に素晴らしい遠征となりましたことをこの場をお借りして御礼申し上げます。また、今回の遠征に参加させて下さった保護者の皆さんには今後の選手たちの成長に大いなる期待を持っていただけたらと思います。

以下選手コメントを紹介します。

【8 DF 小林 晴斗】
僕が韓国遠征に行って思った事はまず韓国人のフィジカルの強さです。出発する前から聞いていたけれど、グラウンドについて見た敵の姿にとても驚きました。
試合でも韓国人のフィジカルの強さに圧倒されなかなか勝つ事が出来ませんでした。しかし試合を重ねていくうちに自分たちがどうゆうサッカーをすれば良いのかがわかってきました。攻撃では細かくパスを繋ぎ出来るだけ簡単にプレーをし、守備面では前線からプレッシャーをかけてい敵のカウンターを防ぐ事です。またチームだけでなく自分としても自分の持っている技術が通用する場面がありました。その結果、最終日に勝つことが出来ました。
今回の遠征で学んだ、細かいパスをつなぐことや前線からの守備などを今後の試合や練習にいかしていきたいです。また韓国に行って日本の素晴らしさを改めて感じることが出来ました。今後、日本人である事に感謝をして生きて行こうと思いました。

 

【24 MF 疋田 雅人】
初めての海外チームとの試合で、相手は韓国。日本代表と韓国代表の試合もかなり荒い試合になっていて、どんな汚い事をしてくるのかいろんな事を考えて試合に望んだのをよく覚えている。試合は負けた試合がほとんどで、初日は韓国のサッカーに戸惑っていた。でも1日目と2日目で大体の相手のやりたい事がわかってきてどういうプレーが苦手か、などをよく研究した2日間だった。そして3日目、2日間のおかげで僕はとても良いプレーが出来たと思っている。だけど韓国は汚くてドリブルを仕掛けて抜いたあとに悪質なファールをしてきたりして日本との違いが、考えや気持ちの入れ方が違うと思った。ボールの関係ないところでも足を蹴ってくるような相手、でも僕は初日アシストをする事が出来た。3日目も納得するプレーが出来たと思うのでとても良かった。
韓国の食事では、メチャメチャ辛いキムチを食べて、「辛っ!」って僕が言ったら「これでも控えめだ」とアンさんが言っててびっくりしました。あと海苔は美味しかったです。
あと、洗濯機がないから洗濯板を使い固形セッケンを使い洗うのは、とても苦労しました。良い経験をしました。
今回の遠征でサッカー面はもちろん、自立や仲間との協力する気持ちや団結した遠征になったと思っています。とても楽しかったです。

 

【13 FW 石井 拓哉】
韓国に来て、初めての試合の時、まず思ったのは「背が高いな~」と思いました。
やはり噂通り、背が高くて、当たりもすごく強くて、「こんな韓国のチームになんか勝てるわけがない」と思っていました。 でも、試合をやっているうちに、わかってきました。僕たち、SC相模原のサッカーは前に行くことを前提に裏のボールしか蹴っていなくて、すぐバテてしまったりするプレーを僕たちはしていました。でも僕はそんなプレーをしていたら、自分の体力ももたないと思い、「ボールをもっと回せ」とみんなに言いました。そしたら、僕の要求に応えてくれて、ボールをいろんな所に回して、韓国のチームをほんろうするかのように、相手もついてこれなくて、自由に回して、相手のゴールまで行くことが出来ました。まさにこれが僕たち、SC相模原のプレーだと思いました。
僕は「最後の試合は絶対に勝ってやる」と強く思っていました。僕はボールを持ったら、まずは逃げずにゴールを意識しました。ドリブルをして、必ず点を決めてやろうと思いました。 僕はフォワード(FW)のポジションなので、もちろん点を決めることが仕事です。でも僕はいつも、味方がいいパスをしてくれても、ドリブルをして、シュートをして、いつも外してしまい、キーパーとの一対一でもいつも外してしまいます。でも最後の試合、決めなくては自分はここ、韓国遠征に来た意味がないので、結果は必ず残そうと思いました。僕にチャンスが訪れて、山口からのいいスルーパスが出て僕が走って行き、一人をスピードで振り切って、ついにキーパーとの一対一になりました。なぜか落ち着いていて、キーパーが届かないところにしっかり押し込んでやっと決めることが出来ました。正直、めっちゃ嬉しかったです。 最後はしっかりと勝利をして韓国遠征を終えることが出来ました。 
僕は韓国遠征に行って学んだことは、まず身長の差なんか関係ないと強く思いました。そして、なにより、あきらめない心をきたえることが出来ました。絶対にあきらめないで最後まで、追いかけることを、日本に持ち帰ることが出来ました。  これからはいろんなことがあると思うけど、どんな時もあきらめないで、追いかけ続けようと強く強く思いました。

 

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