SC相模原 アカデミーブログ

5月30日（木）に、天候が悪くグラウンドが使えなかったのでジュニアユースU-13は相模原市内某所でコミュニケーションスキルアップのため『ディベート（討論会）』を行いました。

現代社会において、国内外問わず自分の意見をはっきりと他人に主張でき、かつ相手の意見を尊重しつつ論理的に話をする力が求められている中で、ジュニアユースU-13の選手たちには今回、あるテーマを与え、賛成派と反対派（自分の正直な意見は別として）に分け、それを第三者的に聞く、聞き役の3役に分け、討論をしてもらいました。

最低限のルールは選手たちに与え、あとは選手たちがどうディベートするかを観察していました。普段、グラウンドの中では瞬間瞬間の声かけだったり、コーチングをする場面があっても、お互いの意見を尊重しながら論理的にじっくりと討論する機会が少ない中で、今回のディベートは新鮮だったようで、選手たちも楽しみながら意見を言い合っていました。

自分の意見を論理的にいう難しさや、第三者の聞き役を納得させる説明の難しさを選手たちは感じていたようです。また、お互いにこういう考えを持っていたのか、と新しい発見もあったようでした。

サッカーを通じた人間教育、逞（たく）しい選手・人間に成長していけるよう、今後もサポートして行きたいと思います。