7月 17 2010
君にとってサッカーとは?
今日U-15の練習で、ある言葉を問い掛けた。
『君にとってサッカーとは何だろう?』
練習会場に着くと、いつものように1人ずつ握手を交わす。その握手ひとつひとつ握り方も違うし、温度も湿り気も違う。すでに汗びっしょりになった手、まだ冷たい手、強くギュッと握る手…。その握手で君達の気持ちがわかる。
ゴールを運び終わり、各自でW-upをするが、どう見ても覇気が伝わってこない。ただ体を動かしているだけに見えた。じっと黙って見ていたがやはり変わらなかった。何が…?
たった1時間30分の練習。家が遠い選手は電車やバスを乗り継いで約2時間かけてグラウンドまで来てる選手がいる。何のために?
あの頃の気持ちは今でも変わらないかな?
サッカーを始めた頃のあの気持ち。ボールを蹴りたくて、サッカーがしたくてじっとしてられないあの気持ち。
君達にとってサッカーとは何だろう?そう尋ねてみた。
『楽しいもの』
『なくてはならないもの』
『本当の自分を出せるもの』
サッカーは世界で一番人気のあるスポーツであり、世界中の人が熱狂できるスポーツである。
先日スペインの優勝で幕を閉じた2010年FIFAワールドカップ。その舞台で活躍した選手たちは生まれた時から才能に恵まれ育ったのだろうか?
その華麗なプレーの裏には並大抵の努力ではなし得ないものがあったに違いない。
今日のU-15の選手たちには貴重な練習の時間をもらって話をさせてもらった。
それぞれが何を思い、何を感じ、何を実行に移せるか、今後が楽しみである。
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